足シリーズ
だいぶ間があいてしまいましたが、シリーズ「外足荷重はツライよ(笑)」追加
http://aquilarium.fc2web.com/riding_dynamics_main.htm
■第五夜・下■ 旋回の彼方
概ね無駄な情報です
■第五夜・オマケ■ ハッピー・スクーター
脱線してますです
それと、■第一夜■に補足を追加
アシってどこさ?
思いの外ダラダラと長くなったので、そろそろ〆なきゃいけないんですが、
昨シーズンからMoto-GPでロッシ君が面白いことをやりはじめ、
雑誌やWebでもそこそこ話題になっている「アレ」のことも考えたりして・・・・・
はかどりません
まぁ仕事じゃないしね、ノンビリやりましょう〜
http://aquilarium.fc2web.com/riding_dynamics_main.htm
■第五夜・下■ 旋回の彼方
概ね無駄な情報です
■第五夜・オマケ■ ハッピー・スクーター
脱線してますです
それと、■第一夜■に補足を追加
アシってどこさ?
思いの外ダラダラと長くなったので、そろそろ〆なきゃいけないんですが、
昨シーズンからMoto-GPでロッシ君が面白いことをやりはじめ、
雑誌やWebでもそこそこ話題になっている「アレ」のことも考えたりして・・・・・
はかどりません
まぁ仕事じゃないしね、ノンビリやりましょう〜
あるところにはある
エスコートの右前足から時折してた「ゴキッ」という音は
エンジン側のCVジョイントからだと判明
ガイドもローラーも削れてたそうで、国内リビルド業者で直すと5万〜とか
そりゃあちーとばかし高いなと海外通販サイトを見たら・・・・・
ありました、新品
http://www.grahamgoode.com/cosworth/
ブーツ、バンド付きでエンジン側が(現在の為替レートで)約1万円・・・・・
これはローラーも込みの値段なのか、別注文なのか???
納期は?
なんてことは向こうに聞いてみるしかないんだけれども、
私の超拙い英語でちゃんと意味が通じるかどうか心配・・・・・
せっかくだからビルシュタインのスポーツダンパーなんてのも頼みたいなぁ〜
日本で買うより安いし(関税はかかるんだろうけど)
エンジン側のCVジョイントからだと判明
ガイドもローラーも削れてたそうで、国内リビルド業者で直すと5万〜とか
そりゃあちーとばかし高いなと海外通販サイトを見たら・・・・・
ありました、新品
http://www.grahamgoode.com/cosworth/
ブーツ、バンド付きでエンジン側が(現在の為替レートで)約1万円・・・・・
これはローラーも込みの値段なのか、別注文なのか???
納期は?
なんてことは向こうに聞いてみるしかないんだけれども、
私の超拙い英語でちゃんと意味が通じるかどうか心配・・・・・
せっかくだからビルシュタインのスポーツダンパーなんてのも頼みたいなぁ〜
日本で買うより安いし(関税はかかるんだろうけど)
凹
さきほど、フラリと外へ出てみたら在るべき所にあるものが無いことに気がついた
自宅脇に置いてあった自転車がなくなってる
日曜日は近所に乗って行ったが、昨日そこにあったか無かったか記憶に無い…
軽い眩暈を覚えつつ、ひょっとしたらコンビニに忘れてきたかと見に行ってみた
以前、自転車で出掛けた帰りがけに近所のコンビニに寄って、
つい、「いつも歩いて来る時のように」自転車をそこに置いて帰って来てしまったことが一度あった
ほとんどボケ老人だけれど、今回はそうでは無かった
う〜ん・・・・・・・・・・
やはりこれは盗まれたということかもしれないが、売って金になるモノでもないので、酔っぱらいか、中坊あたりが突発的に持って行ったのか…

19年前に買って、オイルくれて消耗品なんかも交換しつつ乗り続けた“GIANT”のMTBもどき
あんまり大事にしてなかったけどそれなりに愛着はあったんだけどね
まぁ奥まった所に置いてあったけど鍵もかけてなかったし
買った時に防犯登録はしてあるけど、どうせKサツに届けても出てこないだろうな…
あ〜あ…
自宅脇に置いてあった自転車がなくなってる
日曜日は近所に乗って行ったが、昨日そこにあったか無かったか記憶に無い…
軽い眩暈を覚えつつ、ひょっとしたらコンビニに忘れてきたかと見に行ってみた
以前、自転車で出掛けた帰りがけに近所のコンビニに寄って、
つい、「いつも歩いて来る時のように」自転車をそこに置いて帰って来てしまったことが一度あった
ほとんどボケ老人だけれど、今回はそうでは無かった
う〜ん・・・・・・・・・・
やはりこれは盗まれたということかもしれないが、売って金になるモノでもないので、酔っぱらいか、中坊あたりが突発的に持って行ったのか…

19年前に買って、オイルくれて消耗品なんかも交換しつつ乗り続けた“GIANT”のMTBもどき
あんまり大事にしてなかったけどそれなりに愛着はあったんだけどね
まぁ奥まった所に置いてあったけど鍵もかけてなかったし
買った時に防犯登録はしてあるけど、どうせKサツに届けても出てこないだろうな…
あ〜あ…
5年待った甲斐があった

友人達と車に乗り合って、青森県は航空自衛隊・三沢基地の基地祭へ行って参りました
休憩含めて8時間ちょい・・・・・私はホトンド寝てましたが(^^;)
目当てはもちろん『西太平洋・東アジアツアー』でやって来る米空軍のアクロバット飛行部隊、 “Thunderbirds”です
2004年に来日した時も友人達と百里まで見に行ったんですが、その時は悪天候で飛ばなかったんで、「初バーズ」です
今回は天候にも恵まれ、世界屈指の妙技をお腹一杯に堪能できましたが・・・・・まぁしかしF-16の凄まじい旋回性と推力の高さ、編隊の密集度たるやえらいこっちゃですわ!
高度も高いわ低いわ、相対速度は速いわ、演技構成なんかもさすがエンターテインメントのお国柄・・・・・観る人を飽きさせません
おかげで普段の航空祭では花形であるはずのブルーインパルスも、(バードストライクで一機途中離脱するアクシデントもあったりして)この日ばかりは完全に「前座」、「露払い」と化し・・・・・
いや、もちろんブルーの演技にも繊細さがあってそれはそれでヨロシイんですけど、こうして同じ日に超音速戦闘機と亜音速練習機のアクロを比べちゃうと、迫力の差は如何ともしがたく・・・・
他にも、地上展示のストライクイーグルやサンダーボルトにバンバン手で触れられたり、
C-17が輸送機とは思えない機動飛行をしたり、B52が低空でフライパスしたり、
渋滞避けで寄った航空博物館で設置してある飛行機に乗ってはしゃいだりと、紅葉も温泉も旨いモンも無しでしたが、楽しい秋の日でした
ブルーエンジェルスやフレッチェトリコローリも見たいなぁ・・・・・
けいがん
カワサキに“Ninja 250R”というオートバイがある。
ニューモデルとして売り出したのは昨年。21世紀に入ってからというもの、次々とミドルクラスのスポーツバイクはカタログ落ちし、250ccクラスの二輪車と言えば「時節柄、スクーター以外の売れ行きは期待出来ない」と言われる中で、いきなりヒョイと現われた“Ninja 250R”は、競合モデルを持たない他メーカーを尻目に、発売以来着々と販売台数を伸ばして来た。
そのクラスのオンロードスポーツバイクが欲しい人にとって“Ninja 250R”しか無いのだから、それを選ぶ以外無いんだが、もちろん“Ninja 250R”はそんな消極的な理由で選ばれるだけの軽薄なバイクじゃなく、前後ディスクブレーキや6速ミッションなど、本格的なスポーツバイクの要素が詰まっていた。
他にも、4気筒じゃなく2気筒にしたことで車重が軽くでき、腕力脚力に自信の無い女性や中年以上に配慮したこと。アレもコレもと欲張って過剰な装備をせず、必要充分な基本を押さえたこと。スポーツバイクらしいフィーリングと、「カッコ良さ」にこだわったこと。手軽なだけでなくラジアルタイヤも選択出来るなど、初心者だけでなくエキスパートへの「懐」も深いこと…。
ホンダの“CB400SF”も同様に、バイクの売り上げ全体の中では大したこと無いかもしれないが、他メーカーが次々と生産を終了する“他に選択肢がない”状況で「一人勝ち」を続けている。
リッターバイクとスクーター隆盛の今日でも、「250(400)ccクラスの本格的なスポーツバイクに乗りたい」と思う人の数は潜在的に少なくなく、そんなバイクが無くなってしまっている時代だからこそ、ユーザーはそれに餓えているのかもしれない。
スポーツバイクなんてのは完全に“趣味の乗り物”であり、趣味の世界の住人にとっては時代がどうであれ、“唯一無二”というのはそれだけで“武器”になるんである。
“ユーノス(現マツダ)・ロードスター”というクルマがある。
当時の他メーカーの風潮としては「2座席のスポーツカーなんて…限られた一部のマニアにしか売れないような車を造ってどうする?」と思われていたが、結果は周知の通り・・・・・。
世界で唯一ロータリーエンジンを実用化したマツダだからなのかどうかは知らないが、商品化へのゴーサインを出した「上の人」は“慧眼”の持ち主だったと言うべきで、「万人受けしなくても、解かる人に解かってもらえれば良い」というスポーツカーが外してはならないセオリーを守った結果、“マツダ・ロードスター”として現在に続くまで長く愛される“ブランド”になり、限られたマーケットの中で一つ飛びぬけた存在として認知されている。
もちろん「誰にとっても完璧なクルマ」など何処にも存在せず、乗ってみれば色々と不満もある。
デザインはともかく、飛ばすと途端に意気地の無くなるサス、ハードな使用に耐えないプアなブレーキ、感性に訴えないエンジンフィールなどなど・・・・・。でも、それがどうした?
“コンパクトな2座席のオープンスポーツカー”という、クルマ好きが放っては置けないモノが「今、ここにある」ということに“価値”があり、「こういうクルマが欲しくても高くて手が出なかった」という人は、当時“唯一無二”の存在であったロードスターに胸を躍らせ、箱のスポーティカーでは得られなかったオープンスポーツの醍醐味を味わえるクルマという他にないジャンルを確立した。
当然、大衆車たるヴィッツやフィットのような販売台数は見込めないし、クルマそのものに興味の無い人には言わずもがな、クルマを単なる移動手段と考える大多数の人にとっては、「マニアック過ぎ」て選択肢にはなり得ないクルマだろう。
しかし、スポーツカーにとって「マニアック」な部分は、むしろ好きモノの心をくすぐる最大のセールスポイントとなることを知らないと、このクルマの“価値”は理解できない。
もし「スポーツカーは一般受けしないし、売れないから駄目」という所で思考を放棄していたら、このクルマは永遠に世には出なかったし、その“価値の創造”もできなかったはず。
“ロードスター”はあの時代に生まれたのがホトンド奇跡であり、現在も手を出せば届く所にいてくれる、“愛すべき価値のあるクルマ”なんである。
リコーに“GR”シリーズというコンパクトカメラがある。
「コンパクトカメラは何も考えずシャッターを押すだけでそこそこキレイに写せて、安いカメラしか売れない」というのが当たり前の時代に、あえてユーザーの作画意図を反映できる絞り優先AEを搭載し、画質にこだわったレンズを組み込み金属外装をまとい、他社のコンパクトカメラが3万円前後の時代に10万円で世に出た“GR-1”。
発売されるや否や、「押すだけで写せるが、他に何もできないコンパクトカメラ」に食指を動かさなかったプロカメラマンやハイアマチュアの一眼レフユーザーが、「こだわりのあるコンパクトカメラ」としての“価値”を理解し、こぞってサブカメラとして購入した。
“GR-DIGITAL”となった現在も「押すだけで写るおまかせモード」はあるにはあるが、このカメラに魅力を感じる人にとってはそちらこそが「オマケの機能」であり、相変わらず写真の基本(露出や被写界深度など)のことを「何も知らない人には敷居が高い」モデルのままだ。しかし、「作画にもこだわれるコンパクトカメラ」というコンセプトは頑なに変えず、画質や質感にこだわりを求めるユーザーから“GRというブランド”は愛され続けている。
さて、ここでまとめて見よう(『日高義樹のワシントン・リポート』風に)・・・・・
■カワサキもマツダもリコー(のカメラ部門)も、その市場のトップ企業ではないということ。
■趣味の市場においては、“唯一無二”の商品は訴求力が強いということ。
■商品の価値は、その価値を理解できるか否かによって決まること。
■マニアが趣味の商品へ持つ購買意欲は、世間一般の認知度と比例しないこと。
■分かる人には分かる「こだわりのある商品」は、時代に関わらず長く愛されるということ。
ある程度の数が見込めるニッチ商品を信念を持って出すことで需要を開拓し、他に先んじて供給することでそのジャンルの人気を独占し、“新たなブランド”になることで“価値”を創造する・・・・・。
少し頭を巡らせればこれくらい誰でも思いつくし、解かると思うんけど、“今、そこにある価値”を見ようとせず、後ろ向きな現状認識と閉鎖的な既成概念、視野狭窄から来る偏見に基づいた情報で「分かってるつもり」になって間違った判断を下し続け、チャンスをみすみす棄ててもそれに気づかず同じことを繰り返すケースのほうが圧倒的に多いのもまた現実・・・・・とはいえ、上には都合の良い成功例だけ挙げたが、失敗例だって星の数ほどあることも現実なのよねw
まぁ“鉄板”と思われた商品がコケることも多々あり、成功するか失敗するかは「実際やってみないと分からない」ことだって、誰だって知っていると思う。
他にない商品にリスクがあるのは当然で、多くの人に薄く受けるけどすぐ忘れ去られる泡沫のような商品も必要だけど、「他がやっていないから駄目」と、後追いばかりしている腰の引けた会社より、「他がやっていないからこそ良い」と言う会社のほうが、消費者にとってより“ブランド価値”が高く、小さい会社はそうであってこそ未来が拓けると私には思えるんだけど?!
でも、組織ってのは一旦腰が引けちゃうとカンタンには元に戻れないんだろうね・・・・。
最後に、“クリーニングペット”というロングランヒット商品のご紹介w
浮かべておくだけで電動洗濯機内に浮く糸くずを取るその商品の発明者は主婦であり、当初売り込みを行ったメーカー数十社からまったく相手にされなかったそうだ。
その主婦は毎日の洗濯で同じ「主婦の願い」を身に沁みて理解しており、商品価値も理解していたが、商品化を断ったメーカー担当者にはその“価値”は理解の範疇を越えており、想像力も乏しかったんだろうね。
イザ販売してみたら通算6000万個以上を売り上げているヒット商品ですらこうなんだから、ヒット商品を世に出す以前に重要なのは、“その価値”を理解できる人との出会いのタイミング・・・・つまり、「幸運」なのかもしれないね。
商品そのものも大事だけれど、そういった「幸運な出会い」を求めて諦らめずに頑張っていれば、いつか“慧眼”の持ち主に出会える・・・・・のだろうか?
これこそ「やってみなければ分からない」んだよなぁ・・・・・。
ニューモデルとして売り出したのは昨年。21世紀に入ってからというもの、次々とミドルクラスのスポーツバイクはカタログ落ちし、250ccクラスの二輪車と言えば「時節柄、スクーター以外の売れ行きは期待出来ない」と言われる中で、いきなりヒョイと現われた“Ninja 250R”は、競合モデルを持たない他メーカーを尻目に、発売以来着々と販売台数を伸ばして来た。
そのクラスのオンロードスポーツバイクが欲しい人にとって“Ninja 250R”しか無いのだから、それを選ぶ以外無いんだが、もちろん“Ninja 250R”はそんな消極的な理由で選ばれるだけの軽薄なバイクじゃなく、前後ディスクブレーキや6速ミッションなど、本格的なスポーツバイクの要素が詰まっていた。
他にも、4気筒じゃなく2気筒にしたことで車重が軽くでき、腕力脚力に自信の無い女性や中年以上に配慮したこと。アレもコレもと欲張って過剰な装備をせず、必要充分な基本を押さえたこと。スポーツバイクらしいフィーリングと、「カッコ良さ」にこだわったこと。手軽なだけでなくラジアルタイヤも選択出来るなど、初心者だけでなくエキスパートへの「懐」も深いこと…。
ホンダの“CB400SF”も同様に、バイクの売り上げ全体の中では大したこと無いかもしれないが、他メーカーが次々と生産を終了する“他に選択肢がない”状況で「一人勝ち」を続けている。
リッターバイクとスクーター隆盛の今日でも、「250(400)ccクラスの本格的なスポーツバイクに乗りたい」と思う人の数は潜在的に少なくなく、そんなバイクが無くなってしまっている時代だからこそ、ユーザーはそれに餓えているのかもしれない。
スポーツバイクなんてのは完全に“趣味の乗り物”であり、趣味の世界の住人にとっては時代がどうであれ、“唯一無二”というのはそれだけで“武器”になるんである。
“ユーノス(現マツダ)・ロードスター”というクルマがある。
当時の他メーカーの風潮としては「2座席のスポーツカーなんて…限られた一部のマニアにしか売れないような車を造ってどうする?」と思われていたが、結果は周知の通り・・・・・。
世界で唯一ロータリーエンジンを実用化したマツダだからなのかどうかは知らないが、商品化へのゴーサインを出した「上の人」は“慧眼”の持ち主だったと言うべきで、「万人受けしなくても、解かる人に解かってもらえれば良い」というスポーツカーが外してはならないセオリーを守った結果、“マツダ・ロードスター”として現在に続くまで長く愛される“ブランド”になり、限られたマーケットの中で一つ飛びぬけた存在として認知されている。
もちろん「誰にとっても完璧なクルマ」など何処にも存在せず、乗ってみれば色々と不満もある。
デザインはともかく、飛ばすと途端に意気地の無くなるサス、ハードな使用に耐えないプアなブレーキ、感性に訴えないエンジンフィールなどなど・・・・・。でも、それがどうした?
“コンパクトな2座席のオープンスポーツカー”という、クルマ好きが放っては置けないモノが「今、ここにある」ということに“価値”があり、「こういうクルマが欲しくても高くて手が出なかった」という人は、当時“唯一無二”の存在であったロードスターに胸を躍らせ、箱のスポーティカーでは得られなかったオープンスポーツの醍醐味を味わえるクルマという他にないジャンルを確立した。
当然、大衆車たるヴィッツやフィットのような販売台数は見込めないし、クルマそのものに興味の無い人には言わずもがな、クルマを単なる移動手段と考える大多数の人にとっては、「マニアック過ぎ」て選択肢にはなり得ないクルマだろう。
しかし、スポーツカーにとって「マニアック」な部分は、むしろ好きモノの心をくすぐる最大のセールスポイントとなることを知らないと、このクルマの“価値”は理解できない。
もし「スポーツカーは一般受けしないし、売れないから駄目」という所で思考を放棄していたら、このクルマは永遠に世には出なかったし、その“価値の創造”もできなかったはず。
“ロードスター”はあの時代に生まれたのがホトンド奇跡であり、現在も手を出せば届く所にいてくれる、“愛すべき価値のあるクルマ”なんである。
リコーに“GR”シリーズというコンパクトカメラがある。
「コンパクトカメラは何も考えずシャッターを押すだけでそこそこキレイに写せて、安いカメラしか売れない」というのが当たり前の時代に、あえてユーザーの作画意図を反映できる絞り優先AEを搭載し、画質にこだわったレンズを組み込み金属外装をまとい、他社のコンパクトカメラが3万円前後の時代に10万円で世に出た“GR-1”。
発売されるや否や、「押すだけで写せるが、他に何もできないコンパクトカメラ」に食指を動かさなかったプロカメラマンやハイアマチュアの一眼レフユーザーが、「こだわりのあるコンパクトカメラ」としての“価値”を理解し、こぞってサブカメラとして購入した。
“GR-DIGITAL”となった現在も「押すだけで写るおまかせモード」はあるにはあるが、このカメラに魅力を感じる人にとってはそちらこそが「オマケの機能」であり、相変わらず写真の基本(露出や被写界深度など)のことを「何も知らない人には敷居が高い」モデルのままだ。しかし、「作画にもこだわれるコンパクトカメラ」というコンセプトは頑なに変えず、画質や質感にこだわりを求めるユーザーから“GRというブランド”は愛され続けている。
さて、ここでまとめて見よう(『日高義樹のワシントン・リポート』風に)・・・・・
■カワサキもマツダもリコー(のカメラ部門)も、その市場のトップ企業ではないということ。
■趣味の市場においては、“唯一無二”の商品は訴求力が強いということ。
■商品の価値は、その価値を理解できるか否かによって決まること。
■マニアが趣味の商品へ持つ購買意欲は、世間一般の認知度と比例しないこと。
■分かる人には分かる「こだわりのある商品」は、時代に関わらず長く愛されるということ。
ある程度の数が見込めるニッチ商品を信念を持って出すことで需要を開拓し、他に先んじて供給することでそのジャンルの人気を独占し、“新たなブランド”になることで“価値”を創造する・・・・・。
少し頭を巡らせればこれくらい誰でも思いつくし、解かると思うんけど、“今、そこにある価値”を見ようとせず、後ろ向きな現状認識と閉鎖的な既成概念、視野狭窄から来る偏見に基づいた情報で「分かってるつもり」になって間違った判断を下し続け、チャンスをみすみす棄ててもそれに気づかず同じことを繰り返すケースのほうが圧倒的に多いのもまた現実・・・・・とはいえ、上には都合の良い成功例だけ挙げたが、失敗例だって星の数ほどあることも現実なのよねw
まぁ“鉄板”と思われた商品がコケることも多々あり、成功するか失敗するかは「実際やってみないと分からない」ことだって、誰だって知っていると思う。
他にない商品にリスクがあるのは当然で、多くの人に薄く受けるけどすぐ忘れ去られる泡沫のような商品も必要だけど、「他がやっていないから駄目」と、後追いばかりしている腰の引けた会社より、「他がやっていないからこそ良い」と言う会社のほうが、消費者にとってより“ブランド価値”が高く、小さい会社はそうであってこそ未来が拓けると私には思えるんだけど?!
でも、組織ってのは一旦腰が引けちゃうとカンタンには元に戻れないんだろうね・・・・。
最後に、“クリーニングペット”というロングランヒット商品のご紹介w
浮かべておくだけで電動洗濯機内に浮く糸くずを取るその商品の発明者は主婦であり、当初売り込みを行ったメーカー数十社からまったく相手にされなかったそうだ。
その主婦は毎日の洗濯で同じ「主婦の願い」を身に沁みて理解しており、商品価値も理解していたが、商品化を断ったメーカー担当者にはその“価値”は理解の範疇を越えており、想像力も乏しかったんだろうね。
イザ販売してみたら通算6000万個以上を売り上げているヒット商品ですらこうなんだから、ヒット商品を世に出す以前に重要なのは、“その価値”を理解できる人との出会いのタイミング・・・・つまり、「幸運」なのかもしれないね。
商品そのものも大事だけれど、そういった「幸運な出会い」を求めて諦らめずに頑張っていれば、いつか“慧眼”の持ち主に出会える・・・・・のだろうか?
これこそ「やってみなければ分からない」んだよなぁ・・・・・。